今回は先日体験したANA Blue hanger tour(機体工場見学)について紹介させていただきます。
〇新整備場のバス停からスタート
東京モノレールの新整備場駅から徒歩1分のところにバス停があり、格納庫のある見学施設行きのバスが運行していました。可愛らしい外装でワクワクします。
内装もANAカラーの青色で統一されていました。
〇ANA Blue hanger tour(機体工場見学)とは?
新整備場のバス停から3分ほどで施設へ到着しました!
ここでANA Blue hanger tour(機体工場見学)について説明します。
ANA Blue hanger tour(機体工場見学)とは、ANAグループの安全運航を支える『整備部門』を間近で見学できるツアーです。
最初に15分ほどガイドさんのお話を聞き、そのあと整備士さんのインタビュー動画を見て理解を深めます。その後はいよいよ実際に格納庫見学へ出発です!
〇格納庫の中はどうなっているのか?
まずは高い場所から機体を見学しました。間近で見る現役の飛行機は大きくて迫力がありました。
この大きな機体は収納する際には前後交互に並べられるそうです。大きな羽をぶつけずにどう収納するのか、興味深いです。2枚目は機体の尾翼部分が映っています。ここでバランスをとることで安定して上空を飛べます。
〇飛行機のジェットエンジンについて
次は作業場へ下ります。機体を目の前にしてゆっくり観察することができました。特に驚いたのがこのジェットエンジンです。とても大きくて大人3人分の高さはありそうです。
ジェットエンジンを作る会社によってデザインが違っており、上はゼネラル・エレクトリック社、下はロールスロイス社のものです。エンジンの中の配線まで見られるのはツアー参加者だけの特権ですね。
次は機体の窓に着目してみました。外側から見るとかなり小さく見えました。
機体の大きさによって窓の大きさも変わります。
〇格納庫から見える飛行機
格納庫の巨大な扉の先には着陸前の飛行機が!
次々と飛行機が着陸していきます。着陸頻度は約1分に1台でした。
飛行機と同じ目線で着陸を観察できる貴重な現場でした。
〇機体と記念撮影
最後にANACARGOの営業さんと一緒に、整備中の飛行機の目の前で記念撮影をさせていただきました。一緒に見学できる機会をいただき、交流を深めることができて嬉しく思います。
〇2024年問題から考える輸送方法について
- 2024年問題とは?
2024年4月よりドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで、一人当たりの走行距離が短くなり、長距離でモノが運べなくなる可能性が懸念されています。このことを物流の2024年問題と言われています。
私たちエアトランスポート1課ではトラック便と、今回のツアー写真にある旅客便に貨物を搭載して各地方へお届けする航空便を使用しています。
- アイシーエクスプレスが目指す長距離輸送の在り方
弊社では、幹線をトラック自走から航空便や鉄道等にシフトチェンジすることによりドライバーの負担を減らしながら最短での長距離輸送を可能にする取り組みを行っております。
航空便は東京から札幌、沖縄、九州等への当日、翌日配送を可能とし、鉄道は一度に多くの貨物を運べるためトラック便よりも排気ガス排出が軽減され環境問題にも良い取り組みとなります。
〇まとめ
ANA Blue hanger tour(機体工場見学)に参加させていただきました。航空便輸送で使用している飛行機を間近で拝見でき、構造や整備の重要性など理解を深められる貴重な機会となりました。
航空便は2024年問題において最短距離輸送の解決策の重要な輸送方法となります。
我々はお客様のどんなニーズにもお応えできるよう幅広い輸送方法で対応させていただきます。