これが掲載された時には、既に定年退職しているコーポレートサービス部のYです。
当社社屋が立地し、所属している羽田鉄工団地協同組合に「構内清掃実施要項」があります。
それによると、組合員である全事業所ごとに参加する構内一斉清掃があり、毎月第2金曜日に一斉清掃を行い、当番会社による相互採点もあるというものです。
昭和60年(1985年)12月制定となっていることから、もう37年以上は続けているのでしょう。
その後、当社がこの地に移転してきたのが平成8年(1996年)。その一斉清掃に参加しながら5年ほど経過した頃、ISO14001(環境ISO)の認証を取得しました。
それを機に当社は独自の清掃活動として変化・発展させました。それは、社内の事業部を1グループとして、毎週金曜日にグループごとの当番制にした清掃活動を実施するというもの。それ以来、事業部の統廃合、人事異動、入退社等がありましたが、清掃活動そのものは続いていて、現在に至ります。
当社の環境方針の中で「緑ある清掃の行き届いた事業所づくりを推進し、地域社会との共生を目指します。」と掲げています。
そこから始めた目的・目標としての清掃活動ですが、環境ISOの認証を継続するためには、審査機関より、なにをもって目標が達成できたのかという成果に対する判断基準が必要とも言われています。
清掃活動における成果判断の基準ってなにが良いのでしょうか。
集めたゴミの袋の数を数えたこともあります。この数字が増えた方が良いのか。ゴミの排出を進めているようで、、、。減ったほうが良いのか。手を抜いているようで、、、。うまく行きません。
何度も鉄工団地組合より表彰されたこともあります。表彰の有無が判断基準というのも違いますよね。
結局、団地内の事業所相互での採点に習い、清掃結果の状態に基準を設け、社内の環境管理委員会での採点を行って、点数管理をしています。
今後も清掃活動自体は続いていくと思いますが、目的・目標からは外れるかもしれません。自然体としての清掃活動が継続していくことを願います。
Yさん
長年にわたり、当社の発展にご尽力いただき誠にありがとうございました。